スリランカ国立公園・動物| 野鳥観察| ホエールウォッチング | ウミガメ | ゾウの保護プログラム
Bird Watching
バードウォッチング
スリランカには、26種類のスリランカ固有種を含む435種類の留鳥が生息しています。渡り鳥はシベリヤや西ヨーロッパからも訪れます。貯水池は沢山の水鳥をよび、緑豊かな森はその他の鳥類を誘います。森や湖、ラグーンなど、スリランカの至る所で鳥を目にする事ができます。スリランカはまさに、鳥好きにとっての「楽園」です。スリランカでバードウォッチングはいかがですか?
いつ行くか?
11月~4月、特に2月~3月に掛けてが雨も少なくベストシーズンです。インドヤイロチョウなどの渡り鳥も目にすることができます。また、8月~9月初旬にかけても雨がすくなくおすすめです。
繁殖期は1月~8月にかけて広がり、特に2月~5月にかけてはSri Lanka Yellow Front Berbet(キビダイゴシキドリ)やCeylon Small Berbetなどのスリランカ固有種の繁殖期です。
どこへ行くか?
スリランカの固有種を狙うのであれば、シンハラージャ森林保護区、キトゥルガラ、ヌワラエリヤ、ホートンプレインズ国立公園、ナックルズ森林保護区などがお勧めです。特に、シンハラージャ森林保護区では、バード・フロックに出会い、運が良ければ26種の固有種すべてを目撃できる可能性もあります。
また、キャンディーやダンブッラといった地域もCeylon Small Berbetなどの固有種が生息しているため、観光中に遭遇することもあるかもしれません。
水鳥や渡り鳥を狙うのであれば、ヤーラ国立公園、ブンダラ国立公園(ラムサール湿地帯)がおすすめです。10月~4月にかけてはヒマラヤを越える渡り鳥たちがスリランカに訪れます。
スリランカの固有種
スリランカには26種の固有種が生息しています。
ナックルズ・レンジ森林保護区(世界遺産)
145キロ平方メートルに及ぶ山岳地帯です。キャンディの北側に位置しています。ナックルズ・レンジは南西モンスーン、北東モンスーン二つのモンスーンによって雨がもたらされます。35の頂上は全て標高900メートル以上、最も高いものは標高1800メートルに及びます。100種類の鳥類が確認されており、そのうち20種はスリランカの固有種です。
シンハラージャ森林保護区(世界遺産)
シンハラージャはスリランカで最も古い熱帯雨林です。森は大きな木々が所狭しと並んでいますが、間をぬって歩いて巡ることができます。スリランカの固有種の多くがこの森に生息しています。世界自然遺産に登録されている熱帯雨林シンハラージャ森林保護区では、4月から5月にかけてのベストシーズンに100羽以上の鳥の群れを見る事ができます。群れには48種もの鳥類(内12種はスリランカの固有種)が含まれることもあると観測されています。4月〜5月にかけてもベストシーズンとなります。